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My潮溜まり(磯遊び総合ブログ)

KIRIN FREEを飲みながら、潮溜まりや磯遊びを満喫。 採取した魚の飼育、観察が中心ブログ。                                    そして魚料理から釣りもちょこっと。熱帯系の魚でなく、わびさび系の魚がメインです。磯遊びのコツなんかも紹介していきたいと思います。
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05.23.14:26

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  • 05/23/14:26

04.16.02:38

ベニツケギンポとダイナンギンポの違い

極々最近、ベニツケギンポという種類を知った。

というよりも、ギンポって沢山種類がいる。
よくよく観察すると違いが色々と発見できる。

今回は、ベニツケギンポとダイナンギンポの違いだけカキコします。

まずダイナンギンポ
ダイナンギンポ成魚

そしてベニツケギンポ
ベニツケギンポ成魚

ほとんど見た目は同じ。
固体差や成長した環境で体色の違いはあるものの、
水槽に入れて時間がたつと、保護色なのか体色は全体的に白っぽい色になってくる。
それでも一番の違いとして確認できるのは、ホッペの辺りですね。

ベニツケギンポは、名前の由来の通りに、頬の一部分に、オレンジ色のベニがあります。
ダイナンギンポには、それが無い。ただ成長と共に消える可能性も考えられる。

今回かなり大小のベニツケギンポとダイナンギンポを海中で発見できたので
できる限り自然の状態での観察をしてきた。ちなみに海中でも白い個体はいた。^^

結論から言うと、
幼魚から、ほっぺのベニの有無に違いがある。
但し、ベニツケギンポに関しては、15cmぐらいのサイズからは、若干ベニの色が薄くなる固体もいた。
それでもベニはうっすらと残っている。

ダイナンギンポは5.0cmぐらいの幼魚時期でもベニは無い。
更に、15cmぐらいのサイズでもベニらしき色も確認できない。
ここがやっぱり一番大きい固体の差だった。

他は微妙だが。。。

自分なりの観点①
ベニツケギンポの模様はまだらで、体色が薄くなったとしても、斑紋が残っている。
ダイナンギンポのまだら模様は、ベニツケギンポと違い、どちらかと言うとコショウを散りばめた感じの模様。
そして体色が薄くなったとしても、このコショウ模様は側線にそって残っている。(ところどころに黒い点があること)

自分なりの観点②
ベニツケギンポの背鰭の棘条がノコギリのような感じと色が交互についている。
ダイナンギンポの背鰭は、ベニツケギンポほどノコギリ状ではない感じで色も交互ではない。

自分なりの観点③
ベニツケギンポには退化した腹鰭があり、本当に小さく足のような感じのものがある。
エラと腹鰭の間あたりの真下にピヨっと二本ある。時々、それが見える。
だがダイナンギンポではこの退化したであろう腹鰭が確認できない。そう、無いんです。
ん~~~但しこれは水槽の中の固体で確認しただけなのでなんとも。。。
固体差かもしんないし・・・うぅ~・・微妙。でも結構ポイントかも。。。^^;

んでもって、味の違いだが。。。あります。

旨いのは、誰が食っても(食べ比べれば分かると思うが。。。)ダイナンギンポだと思う。
ちなみに、ベニツケギンポの身のほうが旨味が落ちる。でも旨いけどね^^

さらに、ベニツケギンポの背鰭と中骨、臀鰭(しりびれ)は異常に硬い。
なので、しっかりと骨と鰭の処理が必要。
ダイナンギンポの骨は鰭は、ベニツケギンポ程までは硬くないので、
骨の処理が若干残ってもイケる。

※蛇足
名前が純粋にギンポという種類もいるが、これはまた別物。
よくダイナンギンポと混同してしまうことが多い。
ちなみに自分のその一人でした。
(ベニツケギンポ・ダイナンギンポ・ギンポは全部ギンポって思っていて違いに気が付かなかった^^;)

ってな感じで、磯遊びで分かったことでした。

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